明快なスタイルを貫く長崎の勢いに、大分らしさは影を潜めた。放ったシュートは相手の14本に対し、わずかに4本。辛くもドローに持ち込み、昇格を争うライバルたちの足踏みにも助けられ、今節も大分は6位をキープした。
前半は完全に長崎のゲーム。セカンドボールをことごとく拾われ、ダイナミックに攻める長崎に対し防戦一方の大分。人数を掛けて水際でしのぐが、奪っても前に出て行けず、41分にクロスから失点し、1点ビハインドで前半を折り返した。長崎のペースダウンを待ち、主導権を握り盛り返す時間帯も後半には作ったが、なんとも物足りない内容。なんとかダニエルの同点弾で勝ち点1は手にしたものの、攻撃の強度不足は明らか。これから続く上位との直接対決に課題を残した。(ひぐらし ひなつ)