Match 試合速報


1/1(木) --:-- @

前半
後半
試合前

Report マッチレポート

アジア大会準々決勝・日韓戦。敗戦の意味

2014/10/1 14:35

 韓国・仁川で行われているアジア大会。9月28日、U-21日本代表は、準々決勝でU-23韓国代表と対戦した。押し込まれる展開の中、88分、大島僚太がイ・ジョンホと競り合ってPKを与えると、これをチャン・ヒョンスが冷静に沈める。結局日本はこの1点に屈し、ベスト8で大会を去ることとなった。

一つの成長と、足りなかった力

 必然だったのか、偶発的な事故だったのか。88分に喫してしまったPKからの失点のみにフォーカスするのならば、日韓戦の敗因は、後者に近いのかもしれない。大島僚太のプレーはノーファウルの判定でもおかしくない範囲であり、それを不運と見なすことはできる。

 ただ、勝利に幸運が必要な展開だったとも言えるし、あれだけ押し込まれていれば、いずれは起きてしまったであろう事故だったという見方もできる。負けるべくして負けたとまでは言わないが、押し込まれ過ぎたとは言うべきだろう。もっと押し返す時間帯を作らなくては、やはり勝機は乏しかった。

 立ち上がりから日本は総じて押し込まれてはいたが、これは想定の範囲内。戦力的に上回るチームを相手にある程度まで攻められることは割り切って、耐えながら“日本の時間帯”は適宜確保して反撃の機を狙っていく。選手たちが口々に語ったように、前半まではその狙いとする戦い方ができていた。だが、「運動量が落ちてしまった」と、矢島慎也が嘆いた後半は雲行きが怪しくなっていく。韓国のパワフルな攻勢に対して、岩波拓也、植田直通のCBコンビの奮闘は際立っていたが、“耐えるだけ”になってしまっていたのも否めない。日本のチャンスは数えるほどで、「0-0からのPKなら勝機があるか」という展開についてはやはり、「力不足だった」と言い切るべきなのだろう。

 手倉森誠監督が強調してきた「自分たちがやりたいことができないときに相手にもやらせない」ことはできた。それは一つの成長なのだが、「五輪で勝つ」という意味ではもちろん、「五輪に出る」という点でもまだ物足りない。そうした印象を残す日韓戦だった。(川端 暁彦)

アジア大会準々決勝
2014.9.28(日)17:00
U-21日本代表 0−1 U-23韓国代表

【得点】
0-1 88’チャン(韓国)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会