1日、日本サッカー協会は記者会見を開き、10日のジャマイカ戦(新潟)、14日のブラジル戦(シンガポール)に臨む日本代表メンバー23名を発表した。
9月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦のメンバーから8選手が入れ替わり、塩谷司、権田修一、太田宏介、西大伍、昌子源、ハーフナー・マイク、小林悠、さらに前回は「最初の招集リストには載っていたが不運にも鼻を打撲して合流できなかった」(ハビエル・アギーレ監督)香川真司がアギーレ体制初招集。また、塩谷、昌子、小林はA代表初招集となった。
アギーレ監督は彼らについて「常にチームへ良い貢献をしている選手だ。チームの結果にかかわらずパフォーマンスを維持できた選手たち」と評価する。またメンバーについて「これは日本代表だ。いま、状態の良い選手を入れないといけない」と説明すると同時に「代表への門は常に開かれている」こと、来年1月に開催されるアジア杯までの残り4試合(11月に2試合を予定)で「できるだけ多くの選手を見たい」という点を引き続き強調していた。
また、森重真人がDF登録からMF登録になっていることについて問われると、「興味深い質問だ」とした上で「森重はFC東京で4バック(のCB)としてプレーしている。われわれも基本的には4バックでプレーするが、ボールを持ったときは[3-4-3]になる。そのとき、森重の存在が重要になる」とアンカーが攻守でポジションを変えることを説明。アギーレ監督の哲学が垣間見られた。
今回は、前回の2試合で叶わなかったアギーレ体制初勝利を目指すと同時に、シンガポールでは「世界トップクラスの代表」(アギーレ監督)であるブラジルとどこまで渡り合えるかも試される。国内での試合の直後に海外で試合をスケジューリングされた今回の2試合についてアギーレ監督は「W杯の予選が始まればこういった形でプレーすることが多くなるので、良いシミュレーションになる」と語る。日本代表は準備と進化を果たせるか。(菊地 正典)