“1対1の強さ”を見せ付けろ
ここ3試合は無失点のシャットアウト。特にJ1第24節・横浜FM戦はシュート1本に抑えるなど、文句なしのパフォーマンスを続けてきたが本人は「選ばれると思っていなかった」。ただし、それは謙遜と言うより高くなった意識の表れ。「CBとしては相手のFWに何もやらせないというのが仕事」と高い目標を掲げ、0点に抑えた仙台についても、完璧だった前半よりも、大きくパワーダウンした後半を反省。「『パススピードをもっと上げよう』と言ってくれる」と、ひと足先に代表に選ばれていた柴崎岳の変化を敏感に感じ取り、自分への刺激に変えてきた。
代表で期待したいのは1対1の強さだ。CBはサイドに引き出されるとピンチを招くことが多いが、昌子は相手の間合いをつぶすことができる。鋭いアプローチで距離を詰め、相手のスキを突いてボールを奪い取る。
その意味では、今週末のG大阪戦は楽しみだ。宇佐美貴史と1対1になる場面があれば目が離せない。(田中 滋)
昌子 源(しょうじ・げん)
1992年12月11日生まれ、21歳。182cm/74kg。兵庫県出身。フレスカ神戸U-12→G大阪JY→米子北高を経て2011年、鹿島に加入。J1通算38試合出場2得点。J2出場なし。国際Aマッチ出場なし。対人プレーの強さを武器に、今季は鹿島で定位置を確保している若手CB。