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FW 小林 悠(川崎F)/続く“新戦力”の発掘。「扉は常に開かれている」

2014/10/3 12:34



オフ・ザ・ボールの動き出しで勝負

 待望の代表入りをついに果たした。加入2年目の11年に12得点を挙げて以降は数字の面で苦しい時期が続くも、今季はここまでで10得点。

「まだまだ取ってもらわないと」と主将の中村憲剛はやや厳しく評価をしているが、多彩なゴールパターンでネットを揺らし、大久保嘉人と切磋琢磨を続ける今季の小林悠は明らかに一つレベルを上げた感がある。

 中村が言うとおり、確かに決定機を逃す場面も多い。だが、最大の武器である“オフ・ザ・ボールの動き出し”の水準は毎試合高く、好調時には誰も彼を捕まえることができない。

 もちろん、代表で見せるべき部分もそこだ。ただしそのためには受け手である小林の動きに合わせてボールを配給する出し手の存在も重要になるし、タイミングのすり合わせもこの短期間で行わなければいけない。そこに関しては「自分のタイミングを要求したい」と貪欲さを出す。比類なき武器を背負って、小林がついに青の鎧に袖を通す。(竹中 玲央奈)

小林 悠(こばやし・ゆう)
1987年9月23日生まれ、27歳。177cm/70kg。青森県出身。町田JFC→麻布大附属渕野辺高→拓殖大を経て2010年、川崎Fに加入。J1通算110試合出場33得点。J2通算5試合出場0得点。国際Aマッチ出場なし。得点感覚に優れるFWで、ポストプレーなども巧みにこなす。

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