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J1リーグ 第27節
10/5(日) 19:00 @ デンカS

新潟
3
1 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
川崎F

Preview 試合プレビュー

中央に構える川崎Fの三銃士、彼らが織り成すのは協奏曲

2014/10/3 14:25

■アルビレックス新潟
圧倒的なホームアドバンテージを生かして、今季初の連勝を目指す
 ホームの利が如実に結果に結び付いているカードだ。新潟と川崎FのJ1対戦成績は新潟の8勝1分10敗と負けが先行。ただ、ビッグスワンでは7勝1分1敗と大きく勝ち越している。新潟は、ホームの力をバックに5戦負けなしの川崎Fを止めにかかる。
 新潟、川崎Fともにパスをつないでゴールを狙うポゼッションスタイル。戦術面の違いはあるが、チームの方向性は近い。だがリーグ2位タイのゴール数を誇る川崎Fに対して、新潟はワースト2位タイ。現時点での得点力の差は確かに存在する。パス成功率も川崎Fが上回るが、際立った違いはアシスト数だ。中村の11アシストを筆頭にパスをゴールへとつなげる川崎Fと比較して、新潟はバイタルエリアでのプレー精度に課題が残る。前節の名古屋戦ではカウンターからゴールが生まれ1-0で勝利を収めたが、柳下監督が課題に挙げる「バイタルエリアでのプレーの質」が完全に改善されたわけではない。アタッキングサードでいかにパスをつなぎ、フィニッシュまで持ち込むかがカギとなる。
 攻撃の焦点は、前節J初ゴールを決めた指宿と、前節J初先発を果たしたラファエル・シルバの新生2トップ。高さと速さを誇る両FWに、田中亜、山本ら機動力ある中盤が絡むことで相手の守備網を突破したい。アジア大会帰りの鈴木をどこで投入するかもポイントだ。守備では、川崎Fのパスワークに対してバランスを保てるか。攻撃の起点となる中村への徹底マークも想定されるが、コンパクトな戦いを実践できるかが勝敗に直結する。「川崎Fには良いパサーがいるのでチーム全体が連動して守ることが大切」(守田)。爆発的な攻撃を食い止めてスペースを生かすことができれば、今季初の連勝が現実味を帯びてくる。(藺藤 心)

■川崎フロンターレ
不穏な空気と焦る気持ちを断ち切る。「やることをやれば勝てる」(大久保)
 背水の陣と言うには大げさかもしれないが、初タイトル獲得のために“残り8試合で一つも落とせない”という思いはチーム内に相当強い。その決意を加速させたのが、前節の仙台戦(1△1)だ。「あそこで勝てなかったのは痛かった」と田中が語るとおり、ドローで終わったがゆえに、敗戦を喫した浦和との勝ち点差を『6』から『5』に縮めるにとどまった。そして、順位は3位へ後退。その不穏な空気と焦る気持ちを断ち切るためにも、今節の勝利は“絶対”だ。
 ポイントになるのは、先手を取ること。「1点を取ったら守ってくるチームが増えてきているので、先に点を取ればウチのサッカーはしやすくなる」(小林)。抜群の破壊力を持つ川崎Fへの対策を敷いてくる相手は終盤にかけてますます増えると予想されるが、実際に前節の仙台がそうだった。序盤から引いてブロックを作り、得点の望みはカウンターにかける。そして、1点を奪えば守りを固める。そういった策を採られると、技巧派集団の川崎Fとはいえ崩すのは容易ではなくなる。“それでも崩し切る”というチームを目指しているのだが、やはり相手のプランどおりにゲームを進めさせないための先制点奪取は、この試合でも重要だ。そうした目標を立てた中での朗報は、アジア大会を終えた大島が合流したこと。チームのサッカーを体現するにあたり、中核のボランチを務めるピースが一つ戻って来たのは心強い。
 幾多の悔しい思いをしてきた経験がこのクラブにはある。だからこそ、難しいとは分かっていても、残りすべての試合で勝ち点3をもぎとって優勝を成し遂げたい。そして、それは可能だと選手たちも信じている。
「ウチは、やることをやれば勝てる。最低でも引き分けられる。技術はあるんだから」(大久保)。(竹中 玲央奈)

EG 番記者取材速報

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