残留争い直接対決は終始清水が主導権を握る
17位・清水、14位・C大阪。勝ち点差は『1』。残留を争う両者にとって負けられない一戦だったが、試合はほぼ一方的な展開になった。
8分、本田の縦パスに扇原のマークをかわした石毛が前を向いて受ける。そのまま右足を振り抜いたシュートはDFに当たりコースが変わった。これにGKキム・ジンヒョンが反応できず。石毛の今季初ゴールが、清水の6試合ぶりの先制点となった。その勢いのまま、ホームチームはさらにチャンスを作る。12分、石毛のスルーパスに抜け出したノヴァコヴィッチがGKと1対1となったが、シュートはポストに。その後も六平が同じくGKと1対1のシーンを迎えるなど、次々と攻勢に出るが、キム・ジンヒョンが立ちはだかり清水は追加点が奪えない。対するC大阪は27分に楠神のスルーパスから杉本がシュートを放つも、わずかにゴールを外れた。C大阪は唯一と言っていいチャンスを決められずに前半を終えた。
後半も試合の主導権を握られたまま流れを変えられないC大阪。58分には楠神が河井に足の裏を見せたタックルで一発退場となってしまう。追うC大阪はこれで一気に厳しい状況になった。66分、カカウに代えてフォルランを投入し攻撃に出たが、ゴール前に入ることすらできない。清水優勢の中、77分、吉田のふわりとしたクロスがゴール前に上がると、キム・ジンヒョンがまさかのキャッチミス。そのボールの先には平岡が待っていた。これを平岡が頭で押し込み、清水が待望の追加点を挙げた。後半ロスタイムには、古巣対戦となった村田が速攻からダメ押しの3点目。清水は連敗を『4』で止め、リーグ後半戦2勝目。C大阪は連勝ならず、順位を下げた。(田中 芳樹)