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代表辞退の昌子、いま抱く感情は

2014/10/10 14:59



 右大腿部裏に故障を抱えながら5日のJ1第27節・G大阪戦(2●3)に90分フル出場した昌子が、日本代表の招集を辞退した。10日にジャマイカ、そして14日にはブラジルとの対戦が予定されていただけに、もし代表戦に出場すれば多くの経験を得ることができただろう。特にネイマールとの対戦を心待ちにし、チームメートのダヴィやカイオからは「激しく行け」と言われながらも「スニガさん(コロンビア代表、ネイマールをW杯で負傷させた)みたいに有名になっちゃダメ」と忠告されていただけに、落胆したことは間違いない。しかし「鹿島があっての代表。鹿島の試合に出たことで代表に行けなくなったことにまったく後悔していない」と話した。

 第26節の徳島戦(5○0)で途中交代するまで、今季の公式戦全試合フル出場を続けてきた昌子。トニーニョ・セレーゾ監督の信頼は厚く、中田、青木、山村、植田と多士済々のCB陣がいる中で軸に据えられた。昨季1年をけがでほぼ棒に振った4年目のCBに、一番の信頼を置いたのだ。だからこそ、「後悔はない」と昌子は言う。

「セレーゾ監督が試合に使ってくれたから代表にも選ばれた。G大阪戦も90分使ってくれた。セレーゾ監督と一緒に優勝したい。監督を胴上げしたい」

 チームが練習場でトレーニングを積む中、一人クラブハウス内で治療に当たった。感触としてはもうトレーニングに復帰できそうな感じもあるようだが、患部にはまだ違和感が残る。G大阪戦前も同じような状態で試合に臨み、痛みが生じてしまったため「しっかり治そうと思います」とあらためて慎重な姿勢を見せた。ドクターの診断では全治2〜3週間。しかし、「(18日のJ1第28節)レイソル戦に間に合わせるつもりでいます」と次節への出場が目標だ。

「次、代表にはいつ選ばれるか分からないけど、鹿島が基本なのには変わらない」

 そのためにも、まずは治療に専念する。

昌子 源(しょうじ・げん)
&size(85{1992年12月11日生まれ、21歳。兵庫県出身。182cm/74kg。フレスカ神戸U-12→G大阪JY→米子北高を経て01年、鹿島に加入したCB。日本代表に選出されている柴崎とは同期入団で、ともに鹿島を支える人材とされている。J1通算40試合出場2得点。};

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