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代表国際親善試合
10/10(金) 19:25 @ デンカS

日本
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1 前半 0
0 後半 0
試合終了
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ジャマイカ

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日本代表の真ん中に香川真司が戻ってくる

2014/10/10 15:49

■日本代表
競争と成長。その両立が求められる

 まずは、初勝利。チーム作りを順調に進めていく上でも、結果は不可欠である。すっかり気候も涼しくなった新潟で迎える、今回のジャマイカ戦。ハビエル・アギーレ監督率いる日本代表の最たる目標は、新体制での初勝利を挙げることである。

 この試合、注目点がいくつか存在する。

 GKは先月のウルグアイ戦、ベネズエラ戦で先発した川島永嗣ではなく、西川周作が起用されることが濃厚だ。ブラジルW杯では結局一度もピッチに立つことはなかった西川だが、今季から加入した浦和では現在チームのリーグ最少失点(27試合22失点)に大きく貢献するなど、好調なプレーを続けている。「GKでも前の選手とプレーで絡んでいきたい」。本人は守備だけなく自分の武器でもある正確な足元の技術を生かしたプレーを披露することでアピールしたいと考える。「まだチームは勝てていない。ジャマイカに勝って、チームにとっても自分にとっても良いスタートを切りたい」と、代表守護神の座に堂々と名乗りを上げるべく意気込む。

 そして、アギーレジャパン第1号ゴールで一躍注目選手となった武藤嘉紀。その後もFC東京では結果を出し続け、こちらも好調を維持。そんな中、ジャマイカ戦ではついに代表初先発となることが濃厚。「ジャマイカの選手は速い。自分のスピード以上の速さを持っていると思う。そこで勝負するよりも、細かい動きで崩していきたい」と、具体的なプレーイメージも語る。さらに彼にとっては十代のころからの憧れでもある香川真司との競演も実現する。「そばで見ていて、本当にすべてがトップレベル。少ないタッチでのパス交換だったり、二人で細かいプレーでしかけていきたい」と、コンビネーションにも期待が集まる。

 こうした戦力を試しながらも、チームの積み上げを着実に行なっていくことこそ、アギーレ監督が掲げる「アジアカップまでのチーム作り」である。“競争と成長”。あらためてこのジャマイカ戦を、その両立のスタートとしたい。(西川 結城)

■ジャマイカ代表
レゲエ・ボーイズの潜在能力を侮るなかれ

 フランスW杯のグループステージ3戦目や“黄金の中盤”がそろい踏みしたジーコジャパン初戦など、日本は過去、ジャマイカと印象的な局面で対戦している。フランス大会を最後にW杯からは遠ざかっており、2年ごとに行われるCONCACAFゴールドカップでも目立った成績は残していない。今年11月に行われるカリビアン・カップのホスト国であるため、現在はそこに向けたチームの準備を進めているところだが、9月上旬に行われたカナダとの親善試合では、2012年10月以降2年近くにわたって未勝利だった相手に3-1の勝利を献上するなど、チーム力はそれほど高いわけではない。

 以前はイングランドでプレーする選手が多かったものの、最近は地理的に近く、同じ英語圏である米国やカナダでプレーする選手が増えている。ヒューストンで主力を務めるDFジャーメイン・テイラーやコロラドで2シーズン連続二ケタ得点を挙げているFWデショーン・ブラウンなど、実力派の選手もいる。ドイツ人のビンフリート・シェーファー監督は若手の起用にも積極的で、今回のメンバーには20歳のDFアルバス・パウエルやFWジャマル・ローザが名を連ねているほか、19歳のMFカーデル・ベンボーが初招集されている。彼らのはつらつとしたプレーにも期待が高まるところだ。身体能力の高さはウサイン・ボルトなど陸上競技のアスリートを見れば一目瞭然なので、迫力ある局地戦が繰り広げられるだろう。

 FIFAランキングは100位、格上チームとの対戦が多いこともあり、戦術はリトリートで相手の攻撃をブロックしてからのカウンターが基本。守備はやや心もとないが、長身FWのポストプレーやサイドアタッカーのスピード感あふれる突破は相手にとっての脅威となる。“レゲエ・ボーイズ”の潜在能力を侮ってはいけない。(池田 敏明)

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