■川崎フロンターレ
主将・中村の復帰はあるか。等々力で7年ぶりの決勝進出を懸ける
「攻撃が単調になっている。これじゃ勝てない」。アウェイの初戦で完敗を喫した後、大久保は試合後にこう嘆いた。直近のリーグ第27節・新潟戦(0●3)のような消化不良の試合を演じ、自分たちの本来の力を出せずに黒星が付いたショックは大きい。だが2戦目がすぐそこに来ていることを考えれば、初戦は"忘れる"のも得策だろう。
3失点は崩されたものではなく、自分たちのミスが招いたものであり、そこは容易に修正できる部分だと割りきって考えるのも必要だ。そして第2戦は、初戦を足首の痛みで回避した主将・中村の復帰が予想される。絶対的なアドバンテージを持つ等々力競技場にて求められるスコアは2-0もしくは3点差以上の勝利だが、十分に可能性のある条件だ。7年ぶりの決勝進出を、ホームで飾りたい。
■ガンバ大阪
優位でも貫く攻撃的姿勢。引いて守る考えは毛頭ない
終了間際に痛恨のアウェイゴールを与えたものの、引き分け以上で決勝進出が決まる有利な状況にあるG大阪。ただ、チームは「まずアウェイゴールを取りに行く」(宇佐美)という攻撃的な姿勢を貫くつもりだ。
3日後には天皇杯の準々決勝を控える過密日程だけに選手のやり繰りが指揮官の悩みだが、基本的には第1戦の顔ぶれが軸。ただ、左ももに違和感を訴えているパトリックはギリギリまで状況を見極めることになるだろう。
前がかりにならざるを得ない川崎Fに対して、自慢の堅い守りから機を見たカウンターをいかに繰り出せるか。攻撃陣も好調だが、大崩れのない守備陣もその真価を発揮するはずだ。
「川崎Fの守備組織を考えれば、点は取れる」(阿部)。敵地でも引いて守る考えは毛頭ない。