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JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝
10/12(日) 16:00 @ 三協F柏

2
1 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
広島

Column 試合後コラム

高い経験値を示し、4年ぶりのファイナル

2014/10/13 17:04

 試合開始から柏の圧力を受けることになったが、広島は慌てなかった。柏のハイプレスを受けてポゼッションはセーフティーな選択が多くなる。ボール支配率を高められず厳しい時間が続いても、佐藤が自陣に下がってコンパクトな守備陣形を築いて柏の攻撃を待ち受けた。広範囲に動くレアンドロを捕まえるのは厄介だったが、第1戦を完封した守備陣は冷静な対応を続けた。

 ポイントはボールを奪った直後のプレーの精度と判断。柏の選手たちが攻から守へ切り替えてボールを奪い返しに来たところを、かわせばチャンス、引っかかればピンチが待っている。15分には青山が高萩に入れたところを自陣でつぶされ、レアンドロにペナルティーエリア内でシュートを放たれた。柏の圧力の強さに苦しんだが、青山が徐々に柏のプレスを交わしていき、高萩がスルーパスを狙う好機を作れるようになっていく。しかし、チャンスを仕留められなかったことが響いた。38分には何度もボールを奪い返されて波状攻撃を受けた末にレアンドロにゴールを奪われ、後半の立ち上がりにGK林のパスミスから失点。第1戦のアドバンテージはなくなり、さらに柏の攻勢は強まっていったが、広島はそれでも慌てなかった。

 アウェイゴールを奪えれば俄然有利になる状況を理解し、ベンチも冷静に動いていく。61分に佐藤を代えて皆川を送って攻撃の矛先を少し変え、69分にミキッチを入れて攻撃態勢を整えると、左に回った柏のクロスに皆川が飛び込み、GKがはじいたところを石原が詰める。これで、勝負ありだった。

 劣勢にも動じることなく、状況を冷静に捉えてゴールを目指していく。高い経験値を示した広島は、4年ぶりにファイナル進出を決めた。(寺田 弘幸)

EG 番記者取材速報

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