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J1リーグ 第28節
10/18(土) 14:00 @ ユアスタ

仙台
4
2 前半 2
2 後半 0
試合終了
2
浦和

Preview 試合プレビュー

あの悔しさを乗り越え、今季こそは“頂き”へ

2014/10/17 13:42

■ベガルタ仙台
勝ち点3を取るために“我慢の質”が問われる
 仙台は守備を立て直し、前々節・川崎F戦(1△1)で復調。前節・FC東京戦(1○0)で7試合ぶりの勝利を手にした。この自信を、次の勝利につなげることが求められる。
 しかし、今節もタフな相手だ。浦和は現在、リーグ最少失点(22失点)で首位を独走する強敵。前回対戦(J1第6節)では0-4で完敗し、監督交代の契機となった相手でもある。そう簡単に連勝という結果は手にできないだろう。
 堅守を取り戻しつつある仙台が、堅守の浦和と対戦するとなれば、“我慢比べ”の展開が予想される。「こちらが我慢する時間も長くなることも、覚悟しなければいけない」と渡邉監督も展望する。その上で渡邉監督はチームに「“我慢の質”を意識しよう」と呼びかけたという。
 指揮官の意図は「裏のスペースを消すことを優先するとはいえ、自陣で我慢するだけでは勝てない。どこで奪うのか、どこで打って出るか、我慢した先にあるイメージを、状況によって共有することが必要」というところにある。勝ち点1でよしとするのではなく、あくまでも勝ち点3を取るための戦い方をイメージした“我慢の質“が問われる一戦だ。それだけにこの試合では浦和に押し込まれたとき、仙台が主導権を握ったとき、それぞれの状況において、ボールを奪う位置に注目したい。“我慢の質”は、特にその部分に表れるだろう。
「浦和が後ろのポジションでボールを回しているとき、簡単に取ろうとして食い付くと、カウンターで空いたスペースを突かれてしまう。浦和はそれができるうまさがある。僕たちは適切なタイミングで守備も攻撃もしかけられるように、我慢すべきときは我慢したい」と鎌田。ただ耐えるだけでなく、その先の攻撃につなげるためにどれだけ我慢できるか。仙台の勝ち点3はその先にある。(板垣 晴朗)

■浦和レッズ
“今年のレッズは違う”。それを証明する舞台
 今度こそ乗り越えることができるのか。ペトロヴィッチ監督就任以降の浦和にとって、アウェイの仙台戦はいつも大きな壁だった。通算成績を見れば10勝7分2敗だが、仙台が再昇格した2010年以降はリーグ戦で1勝6分2敗と分が悪く、アウェイでは過去4シーズンで一度も勝利していない。
 特に「悔しさは誰もが持っている」(森脇)のは昨季の試合だ。ナビスコカップの決勝で敗戦した翌週、首位に勝ち点差2という状況で迎えた宮城スタジアムでの一戦は、3-2で迎えた後半ロスタイムに追い付かれてドロー。その結果、首位との勝ち点差は『1』に縮まったが、以降は大量失点で3連敗。あの一戦、あの1点がなければ、「状況は変わっていた」(森脇)と考えるのは当然だ。
 ただ、今季は「ジンクスを破ってきた」(森脇)。2011年以前も含めて6連敗中だったホームでの横浜FM戦を始め、アウェイでの大宮戦やリーグ戦の川崎F戦とペトロヴィッチ監督就任以降、初めての勝利を幾度となく収めてきた。2010年以降、仙台に初めて勝利したのもまた今季のホームでの試合だ。また、「前回の徳島戦も厳しい状況だったけど乗り越えられた」と那須が話すように,最下位を相手に普段のサッカーができないピッチ状態で先制されるという下克上の舞台が整ったにも関わらず、前節は最下位・徳島(2○1)に勝ち切った。連敗がなく、敗戦のあとに必ず勝利しているのも“今年は違う”という印象を強めている。
 西川が「自分たちがもっと良い雰囲気になるために大事な一戦」と語るように、アウェイでの仙台戦は難所であるからこそそれを乗り越えられたとき得られる勝ち点3は普段以上の価値がある。ここまで数々の壁を乗り越えてきた自負がある。相手がどんな対策を講じて来ようとそれを上回る自信もある。その力を2年ぶりのユアスタで見せるだけだ。(菊地 正典)

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