■京都サンガFC
前提はハードワークの徹底と判断力
今節から上位陣(松本、磐田、岡山)との直接対決が続く。自力でJ1昇格プレーオフ“参戦権”をつかむ最後のチャンスだ。命運を懸けた3連戦。まずは難敵・松本をホームで迎え撃つ。前提となるのは運動量や攻守の切り替え、球際の厳しさといったハードワークの徹底だ。その上で攻撃時にパスをつなぐのか、それとも大きな展開で相手DFの裏やドウグラスの高さを使うのか、という状況判断を追及したい。ここ数試合、縦に急ぎ過ぎる傾向が見られる。つなぐ際は“不用意にボールを失う=相手カウンターの開始点”というリスクもあるが、ボールの運び方を工夫し、工藤を高い位置で生かしてチャンスを作り出したい。また、過去の対戦で何度も失点を許しているセットプレーにも警戒が必要だ。(雨堤 俊祐)
■松本山雅FC
まずは、失点しない試合運びを
10月に入って2連勝と勢いを取り戻しつつある松本にとって、今節は真価の問われる試合だ。J1昇格プレーオフ圏からこれ以上離されたくない9位・京都が死力を尽くして挑んでくることは間違いない。一方で不思議と京都とは相性は良く、これまでリーグ戦で2勝3分と負けなし。敵地でも狙うは勝ち点3以外にない。
しかし、「当然だが京都は強い」(反町監督)。前線には最も警戒せねばならない大黒はもちろん、ドウグラス、駒井らタイプの異なるアタッカーがそろう。得点ランク2位の船山のゴールにも注目が集まるが、まずは得点を与えない試合運びが必要となるだろう。その意味で、2試合連続無失点と守備が安定している点は好材料。最終ラインの活躍が勝敗のカギとなる。(多岐 太宿)