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J1リーグ 第29節
10/22(水) 19:00 @ 三協F柏

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G大阪

Column 試合後コラム

DF 32 中谷進之介 太陽王の若武者、初出場でG大阪を完封

2014/10/24 12:22

 大きな目標を持って臨んだAFC・U-19選手権では、準々決勝で北朝鮮に敗北。描いていたよりも早い時期に、そして、世界への切符を得られず中谷はチームへ帰って来ることになった。その胸の中には、間違いなく悔しさがあったことだろう。しかし、何の皮肉か、このタイミングで帰国したからこそ、幼いころからの「夢だった」日立台のピッチに立つチャンスが訪れた。不動の存在だった鈴木が出場停止。近藤もコンディション不良で、右CBの位置での出場機会が巡ってきたのだ。

 相手は、「Jリーグで一番うまいと思っている」宇佐美を擁するG大阪。試合前日には、「(緊張で)ガチガチになりそう」と想定しつつも、「恐れて、自分の力を出し切れないのが一番もったいないと思うので、ガツガツいきたい」という決意があった。

 中谷の初舞台は、主将の気遣いから始まった。「タニくん(大谷)が試合前に、『キックオフは俺らだから、お前に付ける。すぐにサイドへ送れよ』と話してくれていた。最初にボールを触れたのが、すごく大きかった」。ファーストプレーをそつなくこなすと、少しずつ試合の流れに乗り、対面する宇佐美には決意どおり、臆することなく体をぶつけていく。後半に入るとさすがに突破を許す場面も出てきたが、最終ラインを組んだ増嶋や渡部とともに、初出場で完封勝利という結果を残すことに成功した。

 試合後、「自分がやったというより、周りに助けられた部分がかなり大きかった」と中谷は満足していなかったが、「勝てたというのが、自分の中では相当大きい。この経験を無駄にはしない」。初めての日立台で勝利を手に入れた18歳は、同時にJ屈指の攻撃陣のレベルも体感した。自分の中で何が通用して、何が足りないのか。中谷は、一つの指標を手に入れて、再びピッチに立つための競争に挑む。(石原 遼一)

中谷 進之介(なかたに・しんのすけ)
1996年3月24日生まれ、18歳。千葉県出身。182cm/75kg。柏U-12→柏U-15→柏U-18を経て今季、トップ昇格したCB。U-19代表としてAFC・U-19選手権全4試合に出場した。J1通算1試合出場。J3通算6試合出場。

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