試合前、長崎の高木監督は熊本の素早いプレスを警戒し、「立ち上りが大事になるだろう」と分析したが、試合はその予言どおりとなった。前半10分、熊本の園田にセットプレーの流れから頭で押し込まれて先制されてしまう。その後は、ペースを掴んだ長崎が試合を支配するものの、熊本はしっかりとしたブロックを敷き、長崎のロングボール攻撃をはね返し続けた。「先週の湘南戦と逆になってしまった」と古部が漏らしたように、長崎はゴール前までボールは入れるが、単調な攻撃に終始してしまい決定機をほとんど作れない。小松が「ビルドアップでもう少し工夫ができた」と言うように自分たちで自滅してしまった印象は拭えない。熊本は執念で得た勝ち点3でJ2残留が決定した。(植木 修平)