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J1リーグ 第31節
11/3(月) 17:00 @ 日産ス

横浜FM
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
浦和

Preview 試合プレビュー

首位・浦和に衝撃。興梠離脱の非常事態

2014/10/31 15:14

■横浜Fマリノス
「浦和に勝って存在感を示したい」(樋口監督)
 前節・C大阪戦(0△0)の結果を受けて、横浜FMからさまざまな可能性が消えた。残り4試合で首位との勝ち点差が『14』なのだから、もう優勝には絶対に手が届かない。「成績に関してはすべて自分たちの責任」と口を結んだのは中澤である。トリコロールはシーズンを通して一度も優勝争いに加われなかった。
 最大目標が消えた一方で降格の心配もない。15位・大宮と16位・清水が勝ち点31で並んでおり、10位の横浜FMとの勝ち点差は『13』ある。残り試合を全敗しても残留だ。月並みではあるが、ここからは「プロとして」(樋口監督)戦う消化試合となる。
 そんな折、数字上のモチベーションがあるとすれば、リーグ最少失点という“勲章”だろう。失点26は現在のところリーグ1位で、守備陣は堅守の看板に恥じないパフォーマンスを見せている。開幕からゴールマウスを守り続けているGK榎本は「リーグ最少失点を目指している」と高らかに宣言し、自らにプレッシャーを与えることで集中力を高めている。
 迎え撃つは首位・浦和だ。近年の横浜FMは広島を含めた『ペトロヴィッチスタイル』に滅法強い。栗原が「前回の試合ではキックオフ前の円陣のときに戦い方を決めた」と明かしたように、経験ある選手たちが応用力を発揮する。前線からプレッシャーを掛ける元来の戦法ではなく、ボールを失った瞬間以外はしっかりブロックを形成し、特に相手の2シャドーへのパスコースを消す。最終ライン4枚で相手の前線5枚と対峙し、サイドにボールがある際は逆サイドのマークを捨てる。それによってダブルボランチは最終ラインに吸収されることなく守れる。最もマークしづらい興梠が離脱したのも追い風だ。
 栗原や三門などセンターラインの選手もけがから復帰しつつある。「浦和に勝って存在感を示したい」という指揮官の言葉はクラブとしての総意だろう。
 首位狩りへ。横浜FMの機運は高まっている。(藤井 雅彦)

■浦和レッズ
興梠離脱の穴は全員で埋めるしかない
 シーズンも佳境に入り、優勝争いをする浦和にとっては厳しい戦いが続いている。ここ3試合勝利から遠ざかり、5試合で1勝2分2敗の勝ち点5。数字を見ればペースは大幅に落ちている。さらに前節の鹿島戦(1△1)でエースの興梠が負傷。8年ぶりのリーグ優勝に向けて勝負のときを迎えている。
 ただ、大事なことは勝ち点を積み重ねること。勝ちにこだわり過ぎるあまり、バランスを崩すことは避けたい。一方でこの5試合は残留争いと優勝争いをするチームとの戦いが続いたが、横浜FMが上位争いも残留争いもないことは浦和にとってプラスの要素になるだろう。ただ、だからと言って気を抜いてしまえば、むしろマイナスになることは言うまでもない。「対戦相手の状況によって気持ちが変わることは特にない。全試合、同じ気持ちで戦っているつもり」と話したのは柏木だが、状況も相手も必要以上に意識せず、冷静に試合を進めることが重要だろう。
 ポイントはやはりセットプレーだ。今季の浦和がセットプレーから決めた得点は11点でリーグ2位。「セットプレーで点を取れていたし、勝ち点も取れていた」(柏木)。横浜FMがセットプレーから喫した失点はわずか6だが、そのうちの一つは前半戦(第10節・1○0)に浦和が決めたモノ。当然、流れの中で決めるに越したことはないが、今回も「セットプレーで先に1点取れれば、自分たちのサッカーもやりやすくなる」(柏木)ことは確かだ。
 終盤に来て興梠を負傷で欠くことはマイナスにほかならないが、代わってトップに入るであろう李はもちろん、全員でカバーするしかない。チーム力を問われる状況だ。
 この試合のあと、次節までは3週間空く。そして次節に控えるのはG大阪戦だ。頂上決戦を良い状態で迎えるためにも、この目の前の試合に集中し、勝ち点を積み重ねなければならない。(菊地 正典)

EG 番記者取材速報

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