24.55歳。今季最も若い先発平均年齢で臨んだ水戸は勝負の怖さを知ることとなった。1点リードで迎えた89分、横浜FCの攻撃をうまく阻みながらも、田中とGK笠原が連係ミス。そして与えたCKからゴールを奪われた。「一つのスキを突かれて流れが変わってしまった」と笠原は唇をかんだ。
しかし、それまでの戦いぶりは見事だった。序盤こそ横浜FCの積極的なプレスに苦しむも、20分以降はロングボールを効果的に使いながら相手を間延びさせ、チャンスを作り出した。状況を的確に判断したプレーで主導権を握り、二度リードして試合を進めることができた。最後の最後に経験不足を露呈したが、鈴木隆や本間ら「ベテランに頼っていた」(柱谷監督)チームから脱却しそうな気配を感じさせた。(佐藤 拓也)