1時間早く始まった21位・讃岐の試合がドローに終わり、富山の最下位とJ3降格が決まった。前半を0-0で折り返した富山の選手たちはそれを知らずに後半のピッチに立ち、6月28日の第20節・長崎戦以来となるホーム勝利をつかんだ。
前半、GK飯田のPKストップが流れを呼んだ。そして51分にカウンターからMF前のミドルシュートで先制し、その後も得点チャンスを作った。終盤に栃木に2度決定機を与えたが、再び飯田が立ちはだかり、1-0での逃げ切りに成功。“あだ花”にはなったが、勝利しか許されない状況で結果を残したたくましさは称えて良い。サポーターは選手たちに温かな拍手を送り、「残り3試合を全力で戦おう」と声を掛けた。苦しい日々をともに歩んでくれた人々のために、富山は最後まで戦う。(赤壁 逸朗)