4,869人いたはずの観客はハーフタイムが終わるとほぼ半減していた。これは激しく降りしきる雨の影響もあったが、雨に濡れてまで観る価値がないゲームと判断されたと取るのが妥当だ。後半もホームチームは覇気のないプレーに終始し、結果的に途中で帰路に就いた観客の判断は正しいモノになった。
愛媛は、ラインを高く保って激しい長崎のプレスに苦しみ、後手に回る展開。ボールを奪われては長崎の力強いカウンターで危機を招き、14分に先制を許した。その後も大事な時間帯で追加点を奪われて3点のビハインドに。それでも愛媛はゴールへ向かうどん欲さを見せず、まるで終盤にリードを守り切るようなプレーが展開された。誰もアクションを起こさず、“チームとして戦うという体”をまったく成していなかった。(松本 隆志)