序盤から勢いを持って入った山形が熊本をねじ伏せた。熊本は4試合ぶりの黒星で15位に後退。6位・大分との勝ち点差は13となり、今季のJ1昇格プレーオフ進出の可能性は消えた。
山形が試合を優位に運んだ要因は、一つには早い時間に宮阪のFKで先制したこともあるが、一番は球際や切り替えの部分で熊本を凌駕したこと。守備においては左右ウイングバックも自陣深くまで戻って熊本にスペースを与えなかったことにある。さらに前3人の執拗なチェックと中盤での早いアプローチでも圧力を掛け、熊本の出どころをつぶしに掛かった。
後半に入って巻、仲間を投入した熊本は、68分に園田のゴールで1点を返したあとも決定機を量産したが、スコアをひっくり返すにはいたらず。前半の3失点が響いた恰好となった。(井芹 貴志)