Feature 特集

歓喜か、涙か。勝敗のポイントは指揮官にあり

2014/11/7 11:41

広島 森保一監督



G大阪 長谷川健太監督



“ドーハの悲劇”を味わった二人が指揮官として激突
 ナビスコカップ決勝において指揮官の采配はとても重要になってくる。リーグ戦と違い、ナビスコカップ決勝は引き分けがなく、負ければ栄冠はこぼれ落ちる。先制されればリスクをかけてでも得点を取りに行かなくてはいけないし、同点であれば延長戦も見据えた“しかけどき”が重要になってくる。延長戦もあるだけにエースをどこまで引っ張るかというのも、一つのポイントとなる。

 また、これまでの決勝を見てもこの1試合に懸けるぶん、けが人や退場者が出る確率が高い。指揮官にとってはやむを得ず交代カードを切らなくてはいけない場面も出てくるだろう。そのときに問われるのが監督の対応力。11年、鹿島に栄冠をもたらしたオズワルド・オリヴェイラ監督は80分にCBの青木剛が退場すると、最後の交代カードを使わず新井場徹をCBに移し、ボランチの柴崎岳を右SBに入れることで対応。交代カードを残すことで延長戦も含めたその後の不測の事態にもしっかりと対応できるようにして、延長戦の末に見事栄冠を勝ち取った。こうした柔軟な対応がカップ戦のファイナルを制する上では求められる。

 今回、ナビスコカップ決勝に勝ち残った森保一、長谷川健太というJリーグを代表する名将。かつて日の丸を付けてともに戦い、“ドーハの悲劇”を味わった二人が果たしてどんな駆け引きを見せるのか。その采配に注目したい。

EG 番記者取材速報

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