■コンサドーレ札幌
再び良い流れを手にするために
前節、東京Vと引き分けたことでJ1昇格プレーオフ圏の6位・大分との勝ち点差は『4』に。残り3節と考えると、かなり厳しい立場に追い込まれている。選手たちも口々に「残り試合に全勝してプレーオフに進むつもりだったので、引き分けは痛い」と口にする。
しかしながら、選手たちが口にする「全勝」とプレーオフでのJ1昇格条件である2勝を足すと、37節から8連勝を果たす想定になる。これはあまりにも非現実的と言うしかない。どこかで一つくらいは勝ち切れない試合が出てくるのは許容範囲と考えるべきで、過度に悲観的になる必要はない。「後ろ(守備陣)が頑張ってくれているので、僕ら攻撃陣が点を取れば、何とかなるはず」と菊岡が言うように、現在3試合連続無失点と守備は強固となっているだけに、この讃岐戦も先手を取ることができれば、再び良い流れを作ることができそうである。(斉藤 宏則)
■カマタマーレ讃岐
入れ替え戦圏脱出へ。正念場だ
讃岐が目指すは入れ替え戦圏からの脱出。残り3試合で20位・東京Vとの勝ち点差は『5』。得失点差では現実的に上回ることは難しいため、目標達成のためには勝ち越しが必須の条件だ。
ここ数節はスタッツを見ただけでも相手を上回る戦いが分かる。内容も終始試合をリードし、運動量でも相手を寄せ付けていない。しかし、それでも勝ち切れないのがいまの課題だ。「いまはとにかく内容より結果」(山本)と、残り3節の戦いはこの一言に集約されている。
大切な一戦となる札幌戦。契約上出場できない古田の代わりとなる選手の活躍にも注目が集まる。第17節の前回対戦ではけがから復帰した木島が途中出場ながら今季初出場を果たすと、試合の流れを一気に引き寄せ、高橋のゴールで勝利した。
昨季J2昇格の立役者であるベテラン木島、高橋の今節での活躍にも期待が懸かる。(柏原 敏)