■横浜FC
ここに来て増すチーム内競争
今節、ニッパ球に迎える相手は岡山。通算対戦成績は5勝3分4敗と勝ち越しているが、ホームでは3試合連続で0-1で敗れている。しかも、11年からは7試合で1得点しか取れておらず、相性は決して良くない。加えて、残り3試合で6位との勝ち点差は『8』となり、文字どおり崖っぷちまで追い込まれてしまった。しかし、選手たちの気持ちはまだ折れていない。それどころか、ここに来てチーム内の競争は激しさを増している。
今週の練習を前に山口監督が「心身ともに良い状態の選手を使う」と伝えたためだ。その言葉を証明するように、5日の練習では前線、最終ラインともいろいろな組み合わせを試していた。松下裕は言う。「トレーニングからやらないと(試合に)出られないという気持ちでみんなやっている。その気持ちが試合で結果につながる」。気持ちと結果。その両方をホームのサポーターに届けたい。(村田 亘)
■ファジアーノ岡山
戦い抜き、悪あがきを見せたい
転がり落ちていった。踏みとどまることができなかった。前節・京都戦(2●3)は試合終盤に2失点を喫して逆転を許し、4連敗。8試合勝利がなかった岡山は、J1昇格プレーオフ進出の可能性が今節にも断たれようとしている。監督も選手も力不足を痛感する転落となったが、「このまま終わったら一生悔いを残すぞ」と選手を鼓舞する影山監督の下、可能性のある限り戦うスタンスは崩れていない。なんとか悪あがきを見せたいところだ。
失点が止まらないため、特にセットプレーの守備は修正して臨む必要があるが、今季になぜ上位争いを続けてこれたかを思い出すことが先決だ。思い切り良くピッチを走り、強い気持ちを持って勝利を得るまで戦い抜くことができていた。ボールを追い続ける覚悟を持ち、奪ったボールを全員でつないで攻め込んでいく勇気を持ち、岡山の力を証明したい。(寺田 弘幸)