Match 試合速報

代表国際親善試合
11/14(金) 19:35 @ 豊田ス

日本
6
3 前半 0
3 後半 0
試合終了
0
ホンジュラス

Preview 試合プレビュー

W杯出場国との一戦。見慣れた面々で必勝期す

2014/11/14 12:00

■日本代表
上がった競争力を、勝利につなげる
 見慣れた面々が、代表の舞台に戻ってきた。
「 この2試合は勝つためのメンバーを選んだ」
 ハビエル・アギーレ監督は今回のホンジュラス戦と豪州戦に向けて、こう断言した。そして実際に選出したメンバーを見ても、先月までの若手中心の試験的な傾向から一転。経験者の名前が多く並んだ。 
 内田篤人、長谷部誠、今野泰幸、遠藤保仁。いずれも、直近のW杯2大会のメンバーに選ばれた選手たち。岡田武史元監督、アルベルト・ザッケローニ前監督の時代を支えた者たちが、今回アギーレジャパンに本格参戦することとなった。
 10日から愛知県内で始まった合宿。一般にも全メニューが公開された練習で、彼らの存在感は際立っている。クロス、FKなど、遠藤は持ち前のキック精度が群を抜いていた。34歳の最年長MFは、今回のメンバーの中でも間違いなく技術面において最高レベルにある。今野と長谷部は、アンカーのポジションを競い合っている。練習では、今野が遠藤、香川真司のザックジャパン勢と、長谷部は柴崎岳と田口泰士の若手組と、それぞれ3人の中盤を組むことが多かった。ともに一人で配置されるアンカーは新境地と言えるだけに、どちらが先に適正をアピールできるかは注目だ。
 一方、直近のシャルケでの試合で左手首を負傷し、代表辞退も心配された内田は、毎日フルメニューを消化中。「試合はドクターと相談してから決める」と慎重な姿勢は崩さないが、やはり彼が入るとチーム、そして練習自体の雰囲気が締まる。存在感は絶大だ。
 これまで悲喜こもごも共有し合った同志の復帰を、本田圭佑は喜ぶ。「できるだけ長く一緒にやりたい選手たち。本当にうれしい」。加えてひさびさの代表復帰となった乾貴士や豊田陽平らの積極性も目立ち、武藤嘉紀、松原健らアギーレ体制になって新たに選出された選手たちも黙ってはいない。より激しさを増す、選手間の争い。先月までより確実にレベルの上がった競争力を、そのまま勝利に結び付ける。それが、今回のアギーレ監督の目論見である。(西川 結城)

■ホンジュラス代表
緩やかに世代交代中。日本と似た状況
「W杯後に監督が代わり、新たなチーム作りを進めている段階だという点で、日本とわれわれは状況が似ている」。7月に就任したエルナン・メドフォード監督は、来日メンバー発表時にそう語った。日本との共通点をさらに挙げるとすれば、新監督就任後のパッとしない戦績だろうか。メドフォードは母国コスタリカではサプリサをクラブW杯3位に導き、ホンジュラスでもレアル・エスパーニャで国内制覇を達成と確かな実績を残しているが、就任早々の9月に行われたコパ・セントロアメリカーナ(ゴールドカップの予選)では格下のエルサルバドル、グアテマラに敗れる失態を演じ、いきなり解任騒動が噴出と多難な前途を予見させている。
 ホンジュラスは過去、コロンビア人監督の下で堅守速攻を持ち味とするスタイルを築き上げてきたが、メドフォード監督はサプリサ時代から志向するポゼッションスタイルへのモデルチェンジを進めている。そしてGKバジャダレスやMFのウイルソン・パラシオス、FWコストリーら従来の主力だったベテランを選外とし、FWには10代後半のロチェスやエリス、20代前半のロハスやキオトと若手ばかりを招集するなど、緩やかな世代交代にも着手している。
 しかし、もちろんこれらの改革が一朝一夕に実現できるわけがない。10月の米国、メキシコとの親善試合でも攻撃の形を作れず、W杯出場組が数多く残って統率が取れているはずの最終ラインも簡単に突破されるなど不安を露呈した。指揮官は現状を踏まえてチームの成熟度アップを最優先課題とし、21人中、実に18人を10月の2試合から継続的に招集している。フィジカルに優れた選手が多いため、パワフルなセットプレーやロングシュートは日本にとっても脅威となるはずだが、攻撃が単発に終わるようだと苦戦は免れない。連係力の強化が彼らにとっての最大のテーマとなるだろう。(池田 敏明)

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