
G大阪は2週続けて広島と対戦することで、浦和戦のイメージを膨らませる
クラブハウス内に誇らしげに飾られたナビスコカップの優勝を祝う数々の花を見れば、まだナビスコカップ制覇の余韻を感じさせるG大阪だが、11日に再始動したチームは早くも浦和との大一番に向けて切り替わっている。
「浮かれている選手はいなかった」という長谷川監督の言葉を裏付けるように宇佐美は「シーズンの最後をどう迎えるかは、ここで切り替えられるかどうか」。
遠藤と今野、東口が日本代表の活動で不在に加えて、右ひざに炎症を起こしているパトリックも別メニュー調整とあってフィジカル調整がメインではあるが、チームにとっての好材料はナビスコカップの決勝が、結果的に対浦和への“予行演習”になったことだ。
広島同様に変則的な[3-4-2-1]を用いて来る浦和に対して、開幕戦では正攻法で挑み0-1で敗れたが、次節はナビスコカップ決勝と同じく明神をアンカーに配置するダイヤモンド型を継続する可能性は濃厚。ナビスコカップの決勝では中盤がフラットな[4-4-2]に移行して広島を押し込むことに成功したものの、指揮官は「こちらが追う展開で、広島が引いていたから押し込めた」とその継続については慎重な姿勢を見せている。
代表組は不在だが、チームは15日に広島との練習試合を実施。試合勘の維持と対浦和へのイメージを膨らませるのにはこれ以上ない相手だ。
「 広島との決勝の経験が良い意味で浦和戦にも生かせる」と話すのは阿部。万全を期して大一番に挑む。(下薗 昌記)