今節を前に、チーム最古参の関根の契約満了と石丸監督の退任が発表されていた愛媛は、直近2試合の腑抜けた姿とはまったく異なっていた。攻撃面では硬さはあったものの、集中力を欠かさない堅実な守備で北九州の決定的な攻撃の一手を阻むと、35分にFKのこぼれ球を林堂が押し込んで先制。55分にも河原が加点すると、満を持して関根のホーム・ニンスタでの最後の勇姿の舞台を作り上げた。その後、北九州に1点を返され、終盤は一方的に攻め込まれたが、愛すべき先輩と、慕う指揮官に勝利を捧げるために遮二無二ゴールを死守。今季ホーム最終戦を4戦ぶりの勝利で締めくくった。
一方、北九州は3位浮上の可能性を前に連敗。一転、J1昇格プレーオフ争いのカギを握る存在へと状況は変わった。(松本 隆志)