第27節・清水戦(0●3)、前節の甲府戦(1●3)、C大阪は、残留争いの直接対決でともに完敗を喫した。この2試合の結果が現在の順位にも大きく影響を及ぼしている。迎える今節。3度目の残留争い直接対決は、浮上へのラストチャンスだ。前述の2試合は、いずれも失点を機にガタッと崩れるチームの脆さを露呈した。「失点しても崩れないようにと声は掛け合っているけど、いまの順位や状況で、どうしても失点するとバタ付く」と山下は語るが今回、同じ失敗は繰り返せない。当然、無失点で終えることが一番だが、仮に失点しても慌てないこと。「敵地の仙台戦は独特の雰囲気だけど、呑まれないように」(山下)メンタルを強く持ち、冷静さを保つことが求められる。
また、清水戦の前半、そして甲府戦の後半と、相手の勢いに押され、最終ラインが下がってしまったことも、試合の流れを持って行かれた大きな要因だ。主導権を明け渡さないためにも90分をとおして「コンパクトさを保つこと」(染谷)を心掛けたい。
敗戦の都度、「切り替えて、次に生かす」という言葉が選手たちから聞こえてきたが、今度ばかりは“次”はない。同じことを繰り返し、敗れるようなことがあれば、今季のチームの力はそれまでだったということ。鬼門でもあるユアスタにて、正真正銘のチーム力が試される。(小田 尚史)