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J1リーグ 第32節
11/22(土) 17:00 @ NACK

大宮
1
1 前半 1
0 後半 1
試合終了
2

Column 試合後コラム

勝利を引き寄せたのはチーム最年長の栗澤

2014/11/24 14:03

 この日、柏に安定をもたらして勝利に導いたのは、後半から投入された栗澤だった。ネルシーニョ監督も試合後の会見の冒頭、真っ先にその仕事ぶりを讃えている。「栗澤が内容を変えてくれた。大谷とのダブルボランチが攻守にわたって効いた。大事な勝利を引き寄せる仕事をしてくれたと思う」。


 その上で交代の意図については、「高山にボールが入ったとき、茨田には横や後ろでサポートするように試合前から話していた。だが、茨田は前に行き過ぎていた。結局彼にボールが入らず、裏のスペースもうまく作り出せない。逆にボールを取られたときに茨田の空けた穴を使われて後手に回っていた。そのため、栗澤に代えた」と説明。この交代策によって、図に示したように柏の右サイドのトライアングルの形にいびつさがなくなり、パス交換もスムーズに行えるようになった。

 加えて、栗澤は無理に前へ出ていくことをしなかったために、ボールを奪われたあと、中盤の空いたスペースを大宮に突かれることもなくなった。鈴木も「ずっと自分たちの近くにいてくれて、ボールを拾い続けて散らしてもくれた。自分がボールを持ったときもクリさん(栗澤)が(視野に)入ってくれたことで、スムーズにパスを回すこともできていた」と攻守両面においての栗澤の貢献度の高さに言及している。

 前半だけを見ると、決定機の数は同じか大宮のほうが多かったくらいだろう。その中で、修正を試みたネルシーニョ監督の期待にしっかりと応えた栗澤。このシーズンの終盤、残留争いをする大宮に対して苦しんでいたチームを救ったのは、これまで柏を支え続けたベテランの存在である。(石原 遼一)

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