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J1リーグ 第32節
11/22(土) 14:00 @ JITス

甲府
2
0 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
広島

Report マッチレポート

甲府、クラブ史上初の3年連続J1残留

2014/11/24 14:50

地道。甲府のいまを表現する的確な言葉
 甲府が直近の10試合で喫した失点はわずかに『5』。一方で「守備にすべてのエネルギーを注ぐと、今度は勝ち点3が取れない」(城福監督)ことも、サッカーの必然だ。しかし“甲斐ナチオ”は、余力を残して守る段階に進化している。
 広島を無得点、シュート5本に封じた前半でさえ、実は甲府にとって不十分な展開だった。左サイドの柏がボールを持てば“内側”を切り、なるべくプレーを減速させてボランチが駆け付ける。青山が持てば、先回りして1トップ佐藤の動き出しを警戒する。そうやって甲府は広島の要所をつぶしていた。しかし速い切り替えを意識するあまり、「正直に行き過ぎて振られた」(盛田)のだという。
 逆にシュート3本で終わった前半の攻撃に、反攻への布石が隠されていた。甲府は“堅守遅攻”で、可能な限りボールを握っていた。「いつもと比べてボールを持つ時間があり、守備の疲れを感じずにハーフタイムへ入れた。それが後半にギアを上げられた要因」と新井は振り返る。甲府は58分にクリスティアーノ、62分に橋爪を投入。その直後に2点を奪い、試合を決定付けた。
「攻撃は1週間で成果が出るモノではない」と城福監督は言う。甲府に個で点を取り切るアタッカーはいない。となればなおさら攻撃の構築に時間がかかる。しかし、皆が守るだけでは行き詰まることを理解し、手間のかかる作業を怠らなかった。ワンタッチ限定、ツータッチ以下、同色ビブス禁止、リターンパス禁止――。城福監督のポゼッション練習には無数のメニューがある。そうやって地道に技と判断を磨いたからこそ3連勝、そして残留という成果が生まれたのだ。(大島 和人)

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