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青黒か、橙か。決勝進出を懸けた総力戦/ 天皇杯準決勝 G大阪×清水

2014/11/26 14:22

■ガンバ大阪
現在のG大阪に先発と控えの線引きはなし
 リーグ戦ではJ1第32節の浦和との大一番を制し、三冠が現実的な目標になりつつあるG大阪だが、指揮官はあえて「今週の2試合が重要になる」と選手たちの手綱を引き締めた。週末にはJ1第33節・神戸戦が待つが、まずチームが見据えるのは天皇杯の準決勝。長谷川監督は「いつもベストメンバー」とその先発を明かさなかったが、慢性的な足首痛を抱える岩下や古傷を抱えるパトリックらの温存が濃厚だ。
「天皇杯は大事なタイトル。ここまで皆の力で勝ち上がってきた」と話すのは遠藤だ。実際、リーグとの並行日程の中で3回戦の徳島戦(1○0)以降は基本的にサブ組を積極的に起用してきたが、いまのG大阪にはもはやレギュラーとサブの間に明確な線引きはない。浦和戦でも途中出場した倉田、リンス、佐藤がそれぞれ得点に絡んでいるように、ピッチに送り出された顔ぶれが“ベストメンバー”ということになる。
 準々決勝の大宮戦(2○0)や4回戦の広島戦(3○1)でコンビを組んでいる佐藤とリンスは「お互いにサブ組でプレーしているので連係はまったく問題がない」(佐藤)上に、両者とも好調を維持。特に天皇杯では2試合連続ゴール中の佐藤は、浦和戦の得点でつかんだ自信が追い風となっている。
 あくまでも清水に勝ち切ることが主眼のメンバー構成だが、週末の神戸戦で出場停止の米倉を見据えて、藤春の試合感も取り戻しておきたいところだ。
 清水にはナビスコカップの予選リーグで敗れているもののリーグ戦はいずれも大差で2勝しており相性は良い相手。ただ、旧友でもある大榎監督率いる清水が若手の起用を示唆していることに対して「どんな相手だろうと自分たちのサッカーをするだけ」(長谷川監督)と勝ち切ることだけに邁進する。両者の立ち位置と地力を考えれば、G大阪の優位は揺るがない。(下薗 昌記)

■清水エスパルス
メンバー入れ替え濃厚も、指揮官は手ごたえ
 残留争いの真っ只中にいるチームにとって、この試合の捉え方は難しい。J1第32節・名古屋戦(2△2)に勝利して勝ち点3を積み重ねていれば、少し余裕を持って戦えたかもしれない。しかし、結果は引き分けに終わり、降格圏の16位・大宮とは勝ち点差は『3』。得失点差も『1』しかない状況だ。つまり次節の柏戦で清水が敗れ、大宮が名古屋に勝つようなことがあれば立場はひっくり返る。この一戦を前に大榎監督は「自分たちの目標を見失わないようにしなければいけない」と明確には語らなかったが、リーグが最重要だということは明らかだ。
 だからと言って、もちろん負けにいくわけではない。
「(個人的に)一度やられている相手に、もう一度やられるわけにはいかない。『ナビスコカップのチャンピオンに、チャレンジャーとして向かっていこう』と選手にも話をした」と大榎監督。週末に中2日でJ1第33節・柏戦があることを考慮すると、メンバーを大幅に入れ替えることはやむを得ないが、結果が求められることに変わりない。
 そんな中で24日の非公開練習で大榎監督は「今日練習した感じは良かった。面白いかなと思う」と、顔ぶれの変わったメンバーにも手ごたえをつかみつつある。注目は出場すれば清水で初出場となる加賀美。
「試合出場の経験がない中で、準決勝の舞台に立つのはもちろん不安がある」と心境を正直に語ったが、「もし出るのであれば思いっ切り行く」と気合い十分だ。また、ベテランの廣井も「今まで出られなくて悔しい思いをしていたが、それを力に変えたい」と話すなど選手それぞれに思いがある。
 この試合の結果がそのままJ1残留につながるわけではないが、これを乗り越えることでチームの“雰囲気”は必ず変わるはずだ。(田中 芳樹)

EG 番記者取材速報

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