Feature 特集

選手権ブロック展望第1 回 / Aブロック/第93回高校サッカー選手権

2014/11/28 11:55

FC東京への加入が内定している流経大柏の小川諒也



流経大柏を軸に強豪ひしめく

 12月30日に開幕する全国高校サッカー選手権大会。この特集ではトーナメントを4つのブロックに分け、それぞれを展望していく。第1回は千葉代表の流経大柏を筆頭に強豪がひしめくAブロックを展望する。個性派がそろうのもこのブロックの特徴だ。

2回戦から登場の立正大淞南が有利か

 Aブロックは面白味のある初戦がそろう。最注目は、流経大柏(千葉)と作陽(岡山)の対戦だ。流経大柏は大会屈指の選手層を誇る大型チーム。FC東京に加入内定のDF小川諒也を筆頭に個の能力が高い。対する作陽の策士・野村雅之監督は「県予選では一度もベストメンバーを組んでいないので、見られても参考にならない。全然違うチームになっているはず」とニヤリ。抽選会では敵将に「高校総体では、初戦でウチに勝った東福岡が優勝しましたから、縁起が良いですね」と冗談を言っていたが、どのような対策を練るか見ものだ。

 また、ダイナミックな攻撃が持ち味の尚志(福島)と小気味良い連係プレーで勝負する広島皆実(広島)の対戦もともに4強進出を狙う実力校対決となる。ほかに、ドリブル軍団の聖和学園(宮城)とMF大岩亮太(群馬内定)、DF笹原脩平(鳥栖内定)のプロ入り2選手を擁する秀岳館(大分)の試合は、個の魅力が光る試合になりそうだ。矢板中央(栃木)も個の能力の高さではトップクラス。熱い応援が注目を集めている松山北(愛媛)との初戦を勝ち抜けば、流経大柏と作陽の勝者とビッグマッチに臨むことになる。

 2回戦から登場するチームでは、南健司監督が「優勝を狙える力がある」と公言する立正大淞南(島根)が頭一つ抜けた存在だ。初戦で対戦する丸岡(福井)は、負傷明けのMF飯田大智の復調具合がカギを握る。県予選で前回優勝の富山第一を撃破した水橋(富山)は、FW吉松和貴の活躍が欠かせない。明徳義塾(高知)は、第59回大会で伝説のキックオフシュートを決めた小松晃監督の采配に注目。ともに4年ぶりの全国で初戦突破を目指す。

 このブロックは、最も力のある流経大柏が一番苦しいヤマに入っているのがポイント。強豪のつぶし合いが多く、シードを生かせる立正大淞南が4強最有力と言えそうだ。(平野 貴也)

EG 番記者取材速報

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