Match 試合速報

J1昇格プレーオフ 準決勝
11/30(日) 13:00 @ ヤマハ

磐田
1
1 前半 1
0 後半 1
試合終了
2
山形

Report マッチレポート

待ってろ千葉! 山の神がいま行くぞ!/ J1昇格プレーオフ 磐田×山形

2014/12/2 18:13

快進撃を見せる山形、J1へまであと一歩
 勝者と敗者は残酷なまでに分かたれる。展開されたのは、誰もが驚くような結末。勝利の女神は、追い込まれた状況でも可能性を疑わずにプレーし続けた山形に手を差し伸べた。それと引き換えに、磐田の来季J1復帰への道が断たれることになった。
 磐田のコンパクトな守備は、山形の攻撃陣に十分なスペースが与えられず、さらに「磐田は速い攻撃をされそうな時に簡単にファウルをして止めるというのもはっきりしていた」(川西)。2週間前のリーグ戦での対戦との違いに攻撃ではノッキングする場面も多かったが、怯まず攻め続けたことで26分、山田のクロスからディエゴのヘディングで先制に成功する。
 磐田は、山形のハイプレスをかわし、中央とサイドのパス交換でマークのズレを誘い数多くのチャンスを作るものの、GK山岸の好守に得点を阻まれていた。しかし、前半ロスタイム、中央に縦のコースができると宮崎のシュート性のスルーパスに松井が競り、こぼれ球を山崎が押し込んで同点とした。
 勝たなければいけない山形。トドメを刺す追加点がないまま逃げる磐田。もう交わらないかもしれなかった二つのベクトルは、目安4分間に設定された後半ロスタイムでついに交わる。90分+2の山形CKでヘディングを決めたのは、それまで再三の好セーブで磐田にリードを許さなかったGK山岸だった。
 勝負の綾は細部にまで張り巡らされていた。磐田は後半、リスタートで時間を使い始め、終盤にはボールをキープする。セオリーではあるが、連戦でスタミナに不安を抱えていた山形にとってはどうだったのか。宮阪は「逆にやられる確率も少なくなったと思う。気持ちの面ではラクだった」と振り返っている。
 G大阪への挑戦権を得た天皇杯決勝進出に続き、山形はJ1昇格プレーオフでも決勝に進出。ポストシーズンで特異な存在感を放っている。モンテディオの「ディオ」はイタリア語で「神」を意味するが、まさに神がかった勝ち方で、リーグ終盤から駆け昇ってきたJ1への階段はあと一段となった。

EG 番記者取材速報

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