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J1リーグ 第33節
11/29(土) 14:00 @ 三協F柏

3
2 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
清水

Column 試合後コラム

[柏]幻想的な雰囲気の中で、ネルシーニョ監督に5年半ぶんの感謝を

2014/12/3 15:03

 それまで強く降っていた雨は、試合直前になると徐々に勢いをなくしていった。キックオフ以降は時折、太陽が雲間から顔を覗かせ、立ち込めた霧と日の光が合わさり空気に色が付いていく。幻想的な雰囲気が日立台には広がっていた。

 そんな中で行われた試合後のセレモニーは、今季限りでの退任が決まっているネルシーニョ監督の送別ムード一色になった。まずは、これまでの数々の思い出をまとめたサポーター作成の映像が大型ビジョンに流れる。選手やスタッフは、白地に正面は監督の顔、背面にはこれまで指揮官とともに獲得してきたタイトルのトロフィーがプリントされたTシャツを着用して登場した。その後は萩原靖社長、大谷主将の順にあいさつを行い、トリはブラジル人監督。準備してきていたのだろう。「チームより、皆さんのほうが勝者でした」というサポーターへのメッセージなど、周囲の人への感謝が丁寧に発せられた。

 ゴール裏には、去っていく指揮官への感謝の気持ちを込められたコレオグラフィーが作り出されていた。J2、J1、天皇杯、ナビスコカップ…。偉大な監督と獲得してきたタイトルの数々は、その功績を分かりやすく示している。

 あいさつを終えると、選手やスタッフは、ネルシーニョ監督を先頭にまずはバックスタンドへ。手を振りながらゴール裏まで歩いていくと、監督は歩みを止め、深々と頭を下げた。公文栄次通訳が追い付いてからは、拡声器を持って再び感謝の気持ちを伝え、「これからもレイソルは勝者であるべきだと思う。そのためには、あなたたちの力が必要です」と締めくくる。最後は、ゴール裏を背景に記念撮影を行ったあと、選手たちが監督を取り囲み、宙を舞った。その回数は、コレオグラフィーに表されたトロフィーと同じ4回だった。

 サポーターからの言葉に応えつつ、スタジアムを半周ほど周り、5年半過ごしたピッチを去ったネルシーニョ監督。その目は赤く、涙が溜まっていた。(石原 遼一)

EG 番記者取材速報

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