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J1リーグ 第34節
12/6(土) 15:30 @ 埼玉

浦和
1
1 前半 0
0 後半 2
試合終了
2
名古屋

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まだ戦いは終わっていない。立ち上がれ浦和

2014/12/5 15:20

■浦和レッズ
考え方はシンプル。いまの浦和にできることは勝つこと
 極めて厳しい状況に追い込まれたのは間違いない。前々節のG大阪戦(0●2)は勝利すれば優勝だった。前節の鳥栖戦(1△1)は勝利すればG大阪に勝ち点2差をつけた状態で最終節に臨めるはずだった。しかし、一時は『7』の差があった勝ち点もついにゼロになり、得失点差で上回られて浦和は最終節を前に首位の座を明け渡した。
 この結果、最終節でG大阪が勝利した場合、浦和が優勝するためにはG大阪の最終節の点差+8得点が必要となる。G大阪が引き分ければ勝利、負ければ引き分け以上でいいが、G大阪の相手は最下位の徳島。率直に言えば、その可能性は極めて低い。
 だが、考え方はむしろシンプルだ。とにかく勝つしかない。いまの浦和にできることはそれだけだ。名古屋とはミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した12年以降、ナビスコカップ1試合を含めて5勝1敗と分が良く、ホームでは全勝している。12年の最終節では名古屋に勝利し、3位・鳥栖と4位・柏がともに敗れたことにより逆転でACL出場権を獲得した過去を持つ。縁起は良い相手ではある。
 一方でチームの状況に目を移せば、決して最高の状態ではない。ここ2試合を欠場した鈴木は不整脈であることを公表。第31節・横浜FM戦で負傷した興梠は「無理はしない」と話し、やや足を引きずっている。ここ2試合でその存在感をあらためて感じさせられた二人は引き続き欠場となりそうだ。
 当然、8年ぶりの優勝が最も大きなテーマだが、1年を締めくくるホーム最終戦であることも忘れてはならない。平川が「今季最高の試合をして、勝利して終わりたい」と言えば、梅崎は「最後は自分を出し切りたい」とした。すべてが決まるその瞬間まで可能性を信じ、この1年の集大成をホームのサポーターの前で発揮できるか。優勝の可能性をいまから考えてもしょうがない。浦和はいまできることに集中すべきだ。(菊地 正典)

■名古屋グランパス
試合負けなし。苦手・浦和を破る準備はできた
 赤一色に染まるスタンド。ピリピリとした緊張感に包まれるピッチ。Jリーグの中でも特別な雰囲気が作り出される埼玉スタジアムで、優勝を懸けた埼玉のクラブを叩く―。世代交代を図る若いチームにとって、これほど代え難い財産はないだろう。
 名古屋は特異なシステムを操る2クラブを苦手としてきた。広島には今季2度の対戦で9失点を喫し、浦和には今季リーグ戦(第7節・1●2)とナビスコカップ(予選リーグ第7節・2●5)で7失点。これまで4度も完敗の憂き目に遭っており、埼スタでのリーグ戦は5連敗中と、イヤな数字が残っている。
 ただし、西野監督は攻撃面において「浦和と広島は微妙に違う」と語る。第28節・広島戦(0●4)の前半はボランチの青山を封じることで相手を機能不全に陥れたが、今節はそこに微修正を加えた上で「それ以上に(浦和の)ウィークポイントをどんどん突いていきたい」と攻撃姿勢を示した。名古屋最大の武器は、全員守備からの鋭いカウンターとリーグ屈指の得点力を誇るセットプレー。相手にボールを支配されても、少ないチャンスで得点を奪えるのが名古屋だ。最も手薄なSBを出場停止で欠いたここ2試合は守備の不安定さも目に付いたが、今節は盤石のメンバーがそろった。万全の状態で埼スタに乗り込めそうだ。
 ここ数試合は攻撃の幅も広がり、ボールを保持しながら決定機を作れる試合も増えている。決定力に課題はあるものの、貫禄を見せ始めている田口が「難しい試合になると思うけど、自信を持ってやれる」と意気込むようにチームは5試合負けなし(2勝3分)。負けないチームになってきている。
 そして優勝を争う浦和に対し、名古屋は良い意味で失うモノがない。だからこそ、世代交代を託されている指揮官は、冒頭の光景を頭に思い描いていた。「そんな中でレッズを倒すことができれば、それほど痛快なことはない」と。(村本 裕太)

EG 番記者取材速報

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