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J1リーグ 第34節
12/6(土) 15:30 @ メルスタ

鹿島
0
0 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
鳥栖

Report マッチレポート

鳥栖に阻まれた、鹿島逆転優勝への道

2014/12/8 15:19

展開を一気に変えた、伏兵の今季初得点。寒空の下に響く“完敗”の2文字
 身を粉にしてチームのために戦う。4位に滑り込めばACLへの道が拓ける可能性に懸けた鳥栖の選手たちが、ピッチを駆け抜けた。
 試合がまだ落ち着かない6分という時間に、高橋が先制点を挙げる。安田のクロスを斜めに走り込んだ池田が落とすと、そこに走り込んだ高橋が強烈なハーフボレーをゴールに突き刺す。伏兵の今季初得点が試合展開を一気に変えた。
 逆転優勝を目指す鹿島はこれで3点が必要な状況に。ところがブロックを築く鳥栖の守備は堅く、サイドで起点を作ろうとすれば鳥栖のパワーにことごとくつぶされる。それを避けるためパスを探すようになるとリズムは消え、クサビが入るのを待ち構える鳥栖の中盤にインターセプトされる場面が増えた。イライラを募らせた選手が逆に警告を受ける。鹿島にとっては最悪の展開となった。
 後半、早めに手を打ってきたトニーニョ・セレーゾ監督は53分に中村を投入。土居がサイドに移ると起点が作れるようになり、ようやくペースをつかむ。しかし、63分に精彩を欠いていた小笠原を下げてルイス・アルベルトを投入するとこれが逆効果。中盤のバランスが崩れ、相手を押し込むよりは行ったり来たりの展開となった。鳥栖も谷口を投入し[4-1-4-1]に布陣を変え、流れを渡さないよう必死に応戦。鹿島は細かいパスで、鳥栖はカウンターでチャンスを迎えるが、ともにゴールは割れない。足をつる選手が続出する中、最後まで集中力を切らさなかった鳥栖が「集大成だったと思う」(林)という戦いを見せ激闘を制した。
 チームのために全力を尽くすのは鹿島の哲学でもある。それを相手に上回られた。「完敗でした」という遠藤の言葉が寒空の下に響いた。(田中 滋)

EG 番記者取材速報

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