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J1リーグ 第34節
12/6(土) 15:30 @ NACK

大宮
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
C大阪

Report マッチレポート

失意の大宮公園。受け入れがたい初降格

2014/12/8 15:55

大宮、会心のゲーム。これが大宮のサッカーだ
 これまで抱えてきた苦悩や葛藤をすべてなぎ払うかのような、会心のゲームだった。
 大宮は立ち上がりから決定機を量産した。3分に橋本のシュートがポストを叩いた場面を筆頭に、6分、8分、13分とズラタンが立て続けにチャンスを迎えると、21分に試合が動く。相手DFのクリアを拾った今井が家長にボールをつなぐと、そこから前に出たズラタンへ。ドリブルで一人かわしたズラタンが中央に折り返すと、後方から走り込んだ金澤が右足で合わせたボールはゴールへと吸い込まれていった。2トップの一角がサイドに流れてチャンスメークする形が機能し始めていたところに、金澤のランニングがピタリとハマった。“大宮の象徴”が決めた先制弾は、残留への機運さえ感じさせた。
 その後も大宮が押し気味に試合を進める。沈黙の続いていたムルジャが躍動感あふれるプレーで攻撃をけん引し、守備陣も素早いボールアプローチでC大阪に選択肢を与えない。サイドに若干の緩さがあったことでアーリークロスからピンチも数回迎えたが、高い集中力を保って中央を固めた。
 50分にはムルジャの守備をきっかけに橋本がボールを奪い、ズラタン、最後は再びムルジャへとつながって、試合を決定付ける2点目。その後はC大阪の単調な攻撃を封じ、追加点のチャンスもうかがいながら90分間を戦い抜いた。シーズン34試合目にして、メンタル、フィジカル、戦術とすべての要素がかみ合った、完璧な勝利を挙げてみせた。
 待っていたのはJ2降格という結末だった。しかしこの日のピッチ上には、胸を張って“これが大宮のサッカーだ”と言えるモノが確かにあった。(片村 光博)

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