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[日本代表]FW 小林悠/アジア杯に向けてのキーマン

2014/12/17 16:20

けがは順調に回復。「動き出しの部分」で違いを出せるかに注目



けがは問題なし。唯一無二のオフ・ザ・ボール

 最終節を控えた週の練習後に小林悠と話した際、垣間見えたのが“責任感”と“自信”であった。前者に関しては「チームがなかなか勝てていないので、力になりたい」と、治療へ専念するのがベターであるにもかかわらず最終節のピッチに立とうとした姿勢に凝縮されている。今季、彼の中にチームの主軸としての自覚が備わった表れでもあった。そしてそこから生まれたのが“自信”である。川崎Fで磨かれたオフ・ザ・ボールの動きはリーグで十分に通用し、対戦相手から恐れられていた。初めて選出されたA代表でもその武器は通用すると実感したようで「動き出しの部分で違いは出せた」と語っていた。2度目の代表招集時に負傷離脱を強いられ、アピールの機会を逃したが、ハビエル・アギーレ監督は小林が持つ唯一無二の武器がチームに効果をもたらすと決断したのだろう。

「選ばれたら全力で楽しみたい」。アジア杯への思いをこう語る小林の口調は、“負傷離脱の悔しさ”よりも“次の舞台への期待感”に支配されているように感じた。不安なのはけがの状態だが、順調に回復しており問題はないだろう。アジアの舞台で、不本意に終わった川崎Fでのリベンジを果たしたい。(竹中 玲央奈)

小林 悠(こばやし・ゆう)
1987年9月23日生まれ、27歳。東京都出身。拓殖大学在学中の08年に、特別指定選手として水戸に所属したのち、10年に川崎F加入。10月のジャマイカ戦でA代表デビューを果たした。

EG 番記者取材速報

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