「湘南スタイルの体現者」(ひぐらし記者)
J2・MVPには、エル・ゴラッソJ2担当記者のMVP投票で最多の10票を集めた湘南のMF永木亮太を選んだ。ダントツの成績でJ2優勝を決めた湘南の主将。彼を推した大分担当のひぐらしひなつ記者は、「湘南のコンセプトを一番理解し、体現している」と表現した。さらには「永木選手をほかの誰かに代えたら、あそこまで(勝ち点101)勝つようなチームじゃない」とも。
昨季のオフ、移籍話が持ち上がる中、彼は湘南残留を決めた。「主将を務めた永木選手の残留を知ったチームメートたちは、彼が言葉にせずとも『オレがJ1へ復帰させる』という思いを汲み取り、シーズン前から一つにまとまることができていた」(林遼平記者/湘南担当)という。
永木がボールを持った瞬間に、すべての選手の前への推進力が増す。これは、永木がチームメートから信頼されている証だ。千葉担当の片村光博記者も「ボールを奪われない選手」と評している。
チーム内外から評価の高い彼こそ、J2のMVPに値すると言えよう。来季、永木が体現する“湘南スタイル”で、J1を席巻できるか楽しみである。