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[神戸]決断、即実行/ネルシーニョ監督

2014/12/22 16:43



 来季、ネルシーニョ監督が神戸で指揮を執ることが決定した。その周囲は柏時代と変わらず、アレックスGKコーチとピメンテウフィジカルコーチが固め、さらには、常に傍らにいた公文栄次通訳まで再度一緒に仕事をすることが決まったという。新監督が力を発揮するための万全の環境が整えられたように映る。そうなると、しっかりと結果を残すのがネルシーニョ監督だ。柏では、勝つために必要な要素を伝え続けて、チームに「VITORIA(勝利)」の精神を植え付け、数々のタイトルをもたらしている。

 選手起用については、実績にとらわれないフラットな目線で決断をし、工藤や田中(現・スポルディング)、酒井(現・ハノーファー)らを発掘。試合においても、必要だと思われる決断は迷わず実行に移す積極的な采配が、勝利につながった試合は数知れず。勝つために何をするべきかを判断する眼は的確で、躊躇なく実行できる指揮官である。加えて、64歳という年齢になったいまも、勝利への情熱は衰える気配がない。試合中は、一度もベンチに座ることなくピッチへ目を向け、時には激しい感情を露わにする。その姿勢は神戸でも変わらないだろう。プロとして勝利を得るため、ネルシーニョ監督は最善の努力を怠らないはずだ。質の高い選手がそろう神戸で即座に結果を残しても驚きはない。(石原 遼一)

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