清武弘嗣本人が「まったく予想していなかった」という今回の選出だが、言い換えればハノーファーでのシーズンが充実している中で、自分がやるべき目の前のことに集中していたという証明でもある。
ブラジルW杯ではわずかな出場機会だった清武は、「4年後には主力になる」と誓っていた。迎えた今季、所属クラブで当初先発から外れ、代表も選外に。だがその後クラブで主力のけがによりチャンスをつかむと、起点になるプレーからゴール前に絡み、持ち味を生かしている。すると日本代表にも再選出された。
代表の[4-3-3]では主に左のインサイドハーフを担いそう。国内合宿では左右の足を器用に使って周囲とのコンビプレーを生み出していた。縦に速いスタイルもハノーファーに近く、チームにリズムをもたらす、さらにはフィニッシュにアクセントを加える存在として貴重な存在になりそうだ。