
新加入の船山(中央ビブス)は「自信がなかったら来ていない。いまは自信しかない」と語る
「望んでいるモノは一つ」(風間監督)。詳しく説明する必要はないだろう。優勝の2文字“のみ”を目指す川崎Fが15日、2015シーズンに向けて始動した。1時間弱のミーティングのあと、ランニング中心の別メニューをこなした角田と中村を除き、GKとフィールドプレーヤーの全員が混合してポゼッション練習をこなし、ミニゴールを使ったゲームで汗を流した。負荷は決して高くはなかったが、新戦力の船山は「まだ1回目だけど、フィットしそうだなとは思った。早く試合がしたい」と語り、手ごたえと同時に試合への欲求をあらわにした。
この船山の言葉に代表されるように、実戦への飢えやレギュラー奪取への欲求を喚起させることができた1日と形容するのがふさわしい始動日だった。「緊張して会話はできなかったけど、試合になったら納得させられる」とは筑波大から新卒で加入した中野。守りの要となることを期待されている角田は「守備に関してはある程度のモノを持っていると思うので。それを発揮できたら」と自信をのぞかせた。「(大久保)嘉人さんや(小林)悠くんという日本を代表するFWがいる中でレギュラーをつかめれば、代表にも近付ける」。生まれ育った大阪を離れてこの地に来た杉本は、し烈なFWのポジション争いを“歓迎”していた。
悔しさを糧に飛躍を誓う昨季からのメンバーと、覚悟と自信を備えて川崎の地に足を踏み入れた新戦力が起こすであろう“化学反応”が、楽しみである。(竹中 玲央奈)