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[F東京]沖縄1次キャンプ終了。“定位置”を揺るがす選手たち

2015/2/2 16:05

平山とポジション争いを続ける前田(右)。質の高さはさすが



東、小川、橋本。彼らのアピールが各位置のポジション争いを生む

 FC東京は、沖縄・国頭キャンプ最終日の1月30日、国頭陸上競技場でJ3のFC琉球と対戦(45分×3本)し、2-1で勝利した。1本目の終了間際に東が先制点を挙げ、73分にミスから失点して同点に追い付かれてしまったが、80分に三田が勝ち越し点を奪って今季の初陣を飾った。

 44分、河野が前線でボールをキープすると、東が飛び出し、確実にゴールネットを揺らす。背番号38は昨季、右大腿二頭筋の筋挫傷で全治6週間のけがを負い、約2カ月間を棒に振って定位置も失った。

「プロ入り後、ずっとトントン拍子だった」という男が初めて味わった悔しい日々だった。今季は始動日から「あんな思いはしたくない。日々全力で過ごしたい」と、サッカーへの飢えを口にしてきた。宣言どおりの活躍をいきなり見せた格好だ。

 その後、FC東京は73分にバックパスを奪われ、同点弾を許してしまう。しかしその7分後、相手のパスを奪った石川がそのままゴール前へと運び、ラストパス。パスを受けた三田が、左足を一閃。再びリードを奪ったFC東京が2-1のまま逃げ切った。

 この試合で高卒ルーキーの小川が、2本目の開始から太田に代わって途中出場。プロとして迎えた初の実戦に「緊張した」と言い、ボールロストも目立った。「もっと判断を速くしないといけない」と反省しきりだったが、今キャンプ中は1対1の守備などで見せ場も作り、アピールに成功した形だ。

 また、橋本が中盤に新風を吹かせた。期限付き移籍先の熊本で定評だったボール奪取力に磨きを掛け、さらには積極的な攻撃参加も身に付けた。「後悔しないようにすべてを注ぎたい」と言葉にするなど、今季の定位置争いを盛り上げる存在となりそうだ。

 チームはこの後東京で調整したのち、9日から17日まで宮崎県都城市での2次キャンプに入る。(馬場 康平)

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