
19日の始動から厳しい練習を課してきた磐田の名波監督
2季目を迎える“名波・ジュビロ”。昨季果たせなかったJ1昇格を目指し、まずは練習量を増やした。
新チームは先月19日に始動し、29日より鹿児島市内でキャンプを行っている。キャンプは今月15日までの18日間。シーズン前の鹿児島キャンプは今回で18回目となるが、過去最長となる。昨季途中よりチームを指揮する名波監督はキャンプの狙いをこう語る。「昨季は試合の60分過ぎで体力的にがくんと落ちることがあった。シーズンを通してやっていく中での下地を作っていく」。先月の始動からキャンプ終了までオフは1日しかなく、例年以上の練習量でチーム作りを進めている。
同時進行で、新チームの“輪郭”を少しずつ固めてきた。名波監督は「キャンプの最後のほうには、いま思うベスト布陣を見せることができると思う」と語る。始動後、対外試合は清水戦が4試合目となる。先月28日に練習場で東京Vと対戦。その後、キャンプ地で1日に鹿屋体大、3日にFCソウル(韓国)。鹿屋体大戦まではメンバーを固定しなかった。FCソウル戦では一つ段階を踏み、「いま一番やれるメンバー」(同監督)を披露。上田、太田、アダイウトンといった新戦力を主力組で起用し、既存戦力との融合を図っている。この試合で3月の開幕先発がさらにハッキリと見えてくるはずだ。始動からここまでまだ大きなけが人はなく、“駒”はそろっている。指揮官がそれをいかに組み合わせるか。(南間 健治)