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[U-22]最大の目的は1次予選のシミュレーション

2015/2/13 15:49



五輪1次予選まであと1カ月。“復習”もメインテーマに

 AFC・U-23選手権予選(リオ五輪アジア1次予選)の開幕まで1カ月余り。マレーシアで開催される同予選のシミュレーションを兼ねたシンガポール遠征が実施される。短期滞在でU-23シンガポール代表と1試合をこなすのみだが、「暑さへのシミュレーションと戦術の擦り合わせが目的」(手倉森誠監督)となる。

 Jクラブのキャンプを巡っていた指揮官がチョイスした18名は昨年からの継続色が強い。新戦力になると期待されていた18歳のMF井手口陽介(G大阪)が負傷辞退となったことで、昨年のU-19日本代表からの昇格選手はゼロになってしまった。よくも悪くも互いのことを分かっている選手たちを軸にした“復習”がメインの遠征となりそうだ。

 ただ、昨年秋のアジア競技大会ではシーズン中ということで「1クラブ1名の原則」があり、そこで呼びたくても呼べなかったDF松原健(新潟)、奈良竜樹(FC東京)、亀川諒史(福岡)、MF豊川雄太(鹿島)、FW浅野拓磨(広島)といった選手たちの力を再確認する場という意味はある。

 そしてもちろん、予選に向けて東南アジア独特の気候を体感する意味は大きい。予選は肌寒い日本から直前に移動して中1日で3連戦をこなすというタフなスケジュールだけに、フィジカルコンディションを多少なりとも上向かせる施策は必要だろうし、コンディションが悪い、暑くて動けないといった状況になっても、「悪いなりにチームとして戦う」こともまた重要だ。予選では地元のマレーシアに加えて、三浦俊也監督率いるベトナムとも対戦する。気候への適応が万全であろう彼らとの違いを思えば、重要なポイントだ。

「日本サッカーの未来に可能性を示す戦いを1次予選から表現できるよう、しっかりと意思統一を図りたい」と手倉森監督。若きサムライたちが五輪に向けた戦いを、いよいよスタートさせる。(川端 暁彦)

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