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川崎F、試合を支配し名古屋に攻め勝つ/トレーニングマッチ 川崎F×名古屋

2015/2/13 16:00

攻め込む川崎F攻撃陣。右SBエウシーニョ(11番小林の右)も攻撃参加している



 11日、川崎Fと名古屋のトレーニングマッチが沖縄県・黄金森公園陸上競技場で行われた。

名古屋には沖縄出身の田口がいたこともあり、多くの観客が見守る中、両者にとって今季初のJ1チーム相手の一戦は、激しい点の取り合いとなった。

川崎F3-2名古屋

川崎Fが見いだした攻撃陣の一つの“解”

 今季ここまでのチーム作りの中で、川崎Fが直面した課題が二つある。一つが大久保、小林、レナトの既存攻撃陣に、どのように杉本を組み込むのかという点。そして、彼らの攻撃力を最大限に引き出すフォーメーションは何なのかということだ。

 この解を見付けるために、9日の札幌戦では[3-4-2-1]が試された。一方、11日の名古屋戦では[4-4-2]で試合に入っている。両ウイングバックの人選に苦しさが出た札幌戦に比べると、名古屋戦の布陣には無理がなかったと言える。今季初のJ1チームとの対戦で、大久保、杉本の2トップを核とした攻撃陣がある程度の流動性を実現し、3得点を奪って勝利を収めた。ただし、風間監督は「ほぼ前は何もやっていないので、あれでいいと言われても面白くない」と述べ、まだ満足の水準には達していないとの認識を示している。

 とはいえ、3得点を奪った試合は川崎Fペースで進み、名古屋を押し込み続けていた。理由の一つは、風間監督が目指してきた「攻撃の人数を増やす」という課題を実現できたからだ。レナトの得点をアシストし、大久保の得点のきっかけとなった右SBのエウシーニョ、1得点を決めた左SBの車屋の攻撃参加はこの日の攻撃を特徴付けており、4バックでも十分に攻撃的なサッカーを実現できることを証明したと言える。もちろん2失点しているが、これはカウンターとセットプレーからのモノ。風間監督はもちろん、選手たちにも十分に修正は可能だとの認識がある。いずれにしても、札幌、名古屋の2連戦をとおし、[4-4-2]という解の優位性がおぼろげに見えてきた。もちろん、開幕までにどうなるかは分からないが。(江藤 高志)




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