
17日のチョンブリ戦は「裏に飛び出す選手に対するケアがちょっと足りていなかった」と鈴木
AFCチャンピオンズリーグ
2015.2.24(火)19:00
全北現代 vs 柏
裏へのケアが足りなかったチョンブリ戦の2失点
「とても分かりやすい、誰が見ても明確な課題」(吉田監督)。指揮官はやや辛辣に、17日のプレーオフ(vsチョンブリ/3○2 )の守備を振り返る。2失点という結果はもちろん、点の奪われ方がどうにもあっけなかった。ロングボールから相手アタッカーの抜け出すカウンターこそ、柏が最も警戒していた形だった。しかしそれであっさりと崩されたのだから、守備の修正は全北現代戦に向けた急務となる。
一方で吉田監督は二つの失点シーンについて「僕らがやってきたポジティブなところからの対応が遅れた。いいことをやろうとして、うまくいかなかった」という含みのある言い方もする。前後の間隔をコンパクトに保ち、連動して前に踏み込んで奪いに行く狙いは、チームを一つ上の段階に引き上げる重要なチャレンジだ。チョンブリ戦について言えば、柏が素早くボールを奪い返し、相手を敵陣に押し込めたという部分でそれは奏功していた。しかし失点の場面に限っては、積極的な守備が裏目に出た。
鈴木は「自分たちのやろうとしていることは守備の中で表現できているけれど、もちろんいまは完璧じゃない。コンパクトにしようという中で、最終ラインとして裏に飛び出す選手に対するケアがちょっと足りていなかった」とチョンブリ戦を振り返る。極端に大きな穴が空いていたわけではなくとも、一歩、半歩という位置取りの甘さを突かれ、相手に突破やシュートを許してしまった2失点だった。
チームは新監督の下、急ピッチで攻守の連係を整備している。全北戦は「映像を見て修正した」(吉田監督)という守備陣の学習能力が、あらためて問われる試合になる。(大島 和人)