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[ACL]シーズン開幕。浦和、再びアジアの頂点へ/浦和レッズ

2015/2/25 15:01

タイトル獲得を掲げ、今季大型補強を行った浦和。アジア王者への期待が高まる



アジアの頂に立つだけの経験が浦和にはある

 いよいよ浦和の公式戦、そしてアジアの挑戦が幕を開ける。水原三星戦はどちらの意味でも非常に重要な“初戦”となる。そしてこの試合は過去との違いを見せるべき試合でもある。

 前回ACLに挑戦した13年、初戦は同じアウェイ、後にアジアを制することになる広州恒大と対戦した。ボールを支配しながら試合を優位に進めていたと思われたが、ミスからカウンターを受けて失点を重ね、終わってみれば0-3で完敗した。当時は攻撃的に戦うことが前提であり、広州恒大戦はまさに浦和のウィークポイントが出た試合だった。しかしあれから2年、チームは成長した。槙野は言う。「試合の状況を把握できる賢い選手も増えたし、いまではウチの武器でもある我慢強く守れる守備もある」。昨季は終盤に失点を重ねてしまったが、7試合連続無失点を筆頭に我慢強い戦いで優勝争いを演じた。その戦いはアジアで重要なポイントとなる。

 また、13年は全北現代と勝ち点で並びながら、直接対決の差でグループステージ敗退の憂き目にあった。「あと『1』でも勝ち点を取れていれば」、その経験もいまのチームにはある。「目の前の試合をすべて勝ち抜くというスタンスで戦ったほうがいい」と那須が言うように、まずは勝ち点3を目指して戦うことが前提だ。ただ、何が何でも勝ち点3を狙うのではなく、状況に応じて勝ち点1を狙う判断も必要だ。それは勝ち点1の重みを痛感した2年前の経験でもあり、昨季、G大阪との直接対決(J1第32節・0●2)で敗れ、リーグ優勝を逃した経験から学んだことでもある。

 そして何より違うのは、選手たち、チームのACLに懸ける思いだろう。昨季のリーグ戦の悔しい経験もあり、クラブのタイトルへの執着心は並々ならぬものがある。それはACLも変わらない。「『自分たちはアジアの頂点を獲るんだ!』という気概を次の試合で見せないといけない」(那須)。そのためには「良いゲームをすること」(槙野)。2年前を越え、8年前に並ぶ。その第一歩を力強く踏み出すことはできるか。(菊地正典)

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