今回の富士ゼロックス・スーパーカップは浦和の“底力”が試される一戦だ。
25日のACL、今回のゼロックス杯、そして3月4日のACL、7日のリーグ開幕戦と息つく暇もないようなハードスケジュール。浦和は26日に韓国から移動し、27日の公式練習のみでゼロックス杯へ臨むことになる。
ゼロックス杯はACLの間に挟まれた試合ということもあり、おそらく25日の水原三星戦とは大幅にメンバーを入れ替えるだろう。現状では何とも言い難いが、GKの西川、永田や岡本の負傷もありバックアップを欠くDF、水原戦で途中交代した柏木以外が変更になっても何ら不思議ではない。
昨季までもナビスコカップや天皇杯で大幅に選手を入れ替えることがあったが、今季のそれは印象が異なる。まずメンバーで言えば、リーグ戦やACLに出場してもおかしくない選手層がある。さらに昨季までは練習からある程度、メンバーを固定していたが、今季はキャンプから選手を入れ替えながらさまざまな組み合わせを試してきた。メンバーの固定はコンビネーションの熟成というポジティブな面があるが、一方で日ごろから先発組でプレーしていない選手がいきなり先発組に入っても力を発揮しにくいという弊害もあった。その部分は今季、キャンプ等でさまざまな組み合わせを試しており、リーグ戦とACLを並行して狙っていく意気込みを感じさせた。
この過密スケジュールの中で“ターンオーバー”が奏功するのか。今季、浦和がシーズンを戦っていく上で一つの指針となる一戦だ。(菊地 正典)