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[大宮]コーチ陣の妥協なき要求。成長を期する若手選手たち

2015/3/2 16:24

今季、下部組織から昇格した高山。厳しい指導をどん欲に吸収し成長の糧とする



 2月26日に行われた実戦形式の練習で、特に高瀬と高山に対して強い口調で指示を与える声が響いた。声の主は西村泰彦コーチ。内容は主に細かいポジショニングについてで、一つひとつのプレーに対して指示が飛んでいた。そこに込められているのは、「あいつらが頑張らないと」(西村コーチ)という期待だ。彼ら二人に共通するのは、最終ラインでプレーするレフティーということ。その重要性はあらためて説明するまでもないだろう。


 結果として彼らには厳しい指導がなされているが、「ポジションの修正、矯正をしてもらっている。若手のうちしか言ってもらえないし、言ってくれる人に巡り会えるのも自分の運」(高瀬)、「プロだとあまり言ってくれないのが普通だと思うので、そこは聞き入れて整理しながら」(高山)と、いずれも素直に受け入れて成長の糧にしている。紅白戦では高瀬のポジショニングを活用して高山が攻撃のスイッチとなる縦パスを入れる場面もあった。一朝一夕にはいかないが、積み上げは少しずつ行われている。

 J2での長いシーズン、そしてさらに将来のことを考えれば、彼らのような若手の成長は不可欠。それはもちろん二人に限らず、大山や小島といった選手にも当てはまる。だからこそ、コーチ陣の要求に妥協はない。シーズン開幕が近付く中で現時点での主力メンバーは固まりつつあるが、戦力の底上げを図る取り組みは絶え間なく続いていくことだろう。(片村 光博)

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