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FUJIFILM SUPER CUP
2/28(土) 13:35 @ 日産ス

G大阪
2
0 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
浦和

Column 試合後コラム

[G大阪]三冠王者の悩みは解消されず

2015/3/2 12:30

 宿敵を下して今季一冠目を手にしたG大阪。試合後のミックスゾーンで、攻の立役者と守の立役者は対照的な表情を見せていた。「すべてが想定内。やっていて楽しかった」と浦和の攻撃を完封した丹羽が満足げだったのに対して、貴重な先制点を叩き出した宇佐美はどこか不満げだった。「ゼロに抑えながら2点を取って勝てたのはチームとしては収穫。ただ、チームの質としてはまだまだなので危機感を持ちたい」。

 和製エースの厳しい自己採点はもっともだ。浦和の拙攻がクローズアップされがちだが、パトリックが投入されるまでの63分間、攻撃は終始沈黙したままだった。前半は辛うじてシュート1本を放ったものの、赤嶺と宇佐美の2トップはまるで迫力を感じさせず、起点としても機能しなかった。

 滅多に泣き言を言わない長谷川監督は会見で「浦和のようにウチはターンオーバーできない。皆で戦うしかないのでパトリックをベンチに置いた」と述べた。 過密日程の今季、パトリック以外のオプションを確保すべく白羽の矢が立ったのが赤嶺だった。

 ACLの初戦・広州富力戦でフィジカル的にも、プレースタイル的にも封じられたパトリックに代わる攻撃のオプションを模索したはずのこの試合だったが、赤嶺はシュートゼロ。サポートの不足も否めなかったが、ボールを収めることなく、機能性を見せることなく63分でピッチをあとにした。

 相手が疲弊しつつあった時間帯にパトリックとリンスはそれぞれに特長を出し合ったものの、剛のパトリックと柔の宇佐美に代わる形の模索も急務である。

 得点こそなかったが、抜群のキレとフィット感を見せつつあるリンスをサブに置くにはもったいない。指揮官の試行錯誤はまだ続きそうだ。(下薗 昌記)

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